観てみたい映画「ふみ子の海」


以前から観てみたい映画がある。


その映画とは「ふみ子の海」。


この映画は、上越市が舞台で
映画のロケでは、越後奥寂庵のある大島区の飯田邸も使われたこともあり
以前から着目していた。


以前は、公式サイトには「ふみ子の海」をDVD化する予定であると
書かれていたので、楽しみに待っていた。


最近、サイトを訪れたが、DVD化についての情報は載らなくなってしまった。
ということは、DVDにはならないのだろう。


可能性としては、映像を借りて自主上映をするしかないようである。


とても残念である。


原作の「ふみ子の海」(理論社)からはまだ発売中なので
本を読んでみるかな。


上の画像は、越後奥寂庵の近くにある、飯田邸。
2年前の雪ほたるロード中に撮影したものである。


飯田邸で、「ふみ子の海」の瞽女(ごぜ)のシーンの撮影が行われた。


「ふみ子の海」の公式サイトをぜひ、お訪ねください。
そして、予告編をYouTubeで見つけたので、ご覧ください。



投稿者 haruki : 2012年01月10日 20:47 | トラックバック (0)

謹賀新年


新年、あけましておめでとうございます。


今年1年が、皆さまにとって素敵な1年となりますように。


昨年は、長野県北部地震によって、越後奥寂庵が被災してしまいましたが
補修工事終了後の夏に、無事、第1回リトリートを行うことができました。


それは、今から振り返ってみても、感慨深いものがあります。


1回目だったので反省点もありますが
主催したスタッフはもちろんのこと、参加された皆さんにとっても
楽しく有意義なリトリートとなったので
その流れで昨年末に、もう一度リトリートを行う予定でいました。


しかし、これから越後の地で、着実に活動を展開していくためには
まずは越後という大地に根を下ろすことが必要だという思いに至り
リトリートを延期することにしました。


昨年中に、お知らせをすることができず
楽しみにしていた方には、お詫びいたします。


地元で着実に活動を展開するためには
地元の方々に、越後奥寂庵の活動を理解して頂くことがとても大事になります。
そのために、今後いろいろとお世話になる
公益財団 ゆきだるま財団の理事長さんに相談をした結果
まずは地元の方々に対してプログラムを提供することにしました。


3月:ゆきだるま財団会員の集いでのリズムセラピー
4月:地元の自治体、住民に対するプログラム紹介&体験会


このイベント後に、リトリートを始めていく予定です。
この2回のイベントで、地元の方々と今まで以上に交流ができるでしょうし
いろいろとアイディアが湧いてくると思います。


さらに良い環境と、さらに良いプログラムを提供できる予感がしていますので
楽しみにお待ちください。


詳細が決まりましたら、この「越後奥寂庵だより」にアップします。


よろしくお願いいたします。



2月には、上越市安塚区と大島区で雪の祭典があります。


とても幻想的な空間になりますので
ご興味のある方は、ぜひ体験してみることをお勧めします。


いつか、このイベントに合わせて、リトリートを開催したいと思っています。


安塚区キャンドルロード



大島区雪ほたるロード



投稿者 haruki : 2012年01月08日 18:50 | トラックバック (0)

朝焼けの棚田


いくら眠くても、日の出前に起きて出かける
お気に入りの風景がある。


それは棚田と山並みの向こうに雲海が立ちこめ
さらにその向こうに日の出が見える風景。


秋の稲刈りが終わって、雪に埋まる前のこの時期
棚田には雨水が溜まり、朝焼けの色が水面に映る。



今日は残念ながら遠くの山々に雲がかかってしまい
さらに雲海も少ししか出なかった。


しかし、ここのところずっと雨だったので
晴れただけでも御の字だ。



日が昇り、撮影に適切な時間が過ぎ
来た道を戻り始めて数分後
目を奪われる光景に出会い、思わずブレーキを踏む。


日の光が、凍った棚田の水面に映り
印象派の絵画のような輝きを放っていた。


その場は、別世界のような空気に包まれていた。



残念ながら、感動した空気感は写真からは感じられず
思い通りの写真にはならなかった。


ただ、今回アップした画像はデジカメの画像なので
1週間後に仕上がるフィルムの画像では
この空気感がどう写っているのか、楽しみである。



うまく撮れないとき
風景との出会いは一期一会だな、と痛感する。


同じ風景には出会えないわけだから。


そのときは、心に
その風景と空気感、そして自分が感じた感動を刻み込もうと思う。


投稿者 haruki : 2011年12月18日 09:56 | トラックバック (0)

2011月11月 「魚津でのリズムセラピー」のご案内


11月19日に、富山県魚津市にあります「学びの森」で
リズムセラピーを行います。


主催者であるSmile Room Lovely主宰の塚田さんが
素敵なフライヤーを作ってくださいました。


フライヤーはこちらから!


直前まで参加申込みを受け付けますので
ぜひ、お近くの方はいらしくてださい。


魚津でお会いすることを楽しみにしています。


投稿者 haruki : 2011年11月15日 00:53 | トラックバック (0)

冬支度


先週の土曜日、仕事を終えてから東京を出て
夜の12時を回る前に越後奥寂庵に着く。


今週の木曜日にまた奥寂庵に戻るが
富山と魚津に行く途中に寄るだけだから
先週末に一度戻る必要があった。


それは、11月中に雪囲いをしたかったから。



東京にいるときは、「雪囲い」という言葉すら知らなかった。


でも、越後奥寂庵にとって、4回目の冬ともなると
雪囲いは、生活の一部になった。


もし雪囲いをしなければ、1階が雪で埋まってしまうため
1階の窓ガラスは割れて、雪がなだれ込んでくることだろう。


今年は、雪囲い用の板のなかで朽ちてしまったものを捨てて
新しい板を作って貰ったし、基礎も補強したので
雪が多くても安心である。


ただし、昨日は雨が降っていたため
板が濡れていて重たく、雪囲いも重労働だった。


田舎は体力勝負だな。



先週から、上水道の工事が始まった。


今年3月12日の長野県北部地震の影響で水道管が破裂してしまい
今でも水道は仮設のままである。


業者さんによると、雪が降る前までに工事を終わらせるとのことだけれど
仮設水道から本水道に移行するのは、雪が溶けて地面が見えてくる
来年5月以降になるとのこと。



奥寂庵の裏を通る道は、地震で生じた地割れがひどく
今でも通行止めになっている。


ある地点では、数メートルにも渡る、幅2メートルほどの地割れがあった。


来年の夏には、道路が通れるようになって、鼻毛の池に行きたいものだ。


地震の爪痕は、まだまだ残っている。


投稿者 haruki : 2011年11月14日 23:26 | トラックバック (0)

2011年11月 「富山と魚津での講座」のお知らせ


2011年11月18日から20日まで、富山県にある富山市と魚津市で
個人セッション、個別カウンセリング、リズムセラピークラス
親子関係の心理作用講習会などを行います。


今回も、越後奥寂庵リトリートを一緒に行ったチームで
それぞれが、クラスや講習会を持ちます。


間近に迫ってからのお知らせとなりますが
近隣で興味のある方は、ぜひいらしてください。


クラスや講習会のご案内は、こちらから!


太鼓を用いたリズムセラピーについては、こちらを参照ください。


詳細は、リズムセラピー研究所、もしくはSmile Room Lovelyまで
お問い合わせください。


投稿者 haruki : 2011年11月10日 23:50 | トラックバック (0)

2011年9月 秋から冬にかけての体験プログラム


今年の秋から冬にかけて
越後奥寂庵を中心に、体験プログラムを行う企画を進めています。


リズムセラピー+自然散策+田舎料理+α・・・そのような要素を検討しています。


今回の企画は、上越市にあります公益財団法人 雪だるま財団
越後田舎体験推進協議会とともに行う予定です。


もしかしたら、越後湯沢駅から送迎バスが出るかもしれません!


決まり次第、越後奥寂庵だよりにてお知らせします。


どうぞ、お楽しみに!


投稿者 haruki : 2011年09月21日 15:42 | トラックバック (0)

良寛さまのお導き


先々週、リトリートの前に、佐渡で体調を崩してしまった。


本来なら佐渡の両津港からジェットフォイルで新潟港に向かって
夜、なかなかお会いできないような方々との会食に参加させて頂く予定だった。


新潟港に向かう朝、かなり悩んだが
自分の身体の状態がかなり悪かったため
新潟港に向かうことを諦め、同行していた友人に
一人だけ、赤泊港から寺泊港に向かいたい旨を伝えた。


新潟で待っていてくださる方には、友人から電話をして貰ったが
会食の主催者は、かなり残念がってくださった。


ただ、会食会場は突然のキャンセルが効かないため
他に人を誘わなくてはならなくなり
主催者の方には、本当にご迷惑をおかけしてしまった。


無理して伺ったとしても
かえってご迷惑をおかけしてしまうと思い
本当に申し訳ない、という思いとともに赤泊港で車から降ろして貰う。


赤泊港から高速船で寺泊港まで1時間5分。


高速船に乗ってしまえば、あっという間に寺泊港に着くし
そうすれば寺泊港に駐車している愛車に乗って
夕方までには越後奥寂庵に戻り、静養することができる。


そう思っただけで、ホッとして力が抜けた。



赤泊港の待合室に入ったら誰もいない。


慌てて切符売り場に行って唖然とした。
窓口に出た職員の口から、このような言葉が出たからだ。


「風が強いため今日の便はすべて欠航です。」


一瞬、頭が真っ白になった。


どうしよう。


もう友人の車は両津港に向かってしまっていて
友人も両津港でジェットフォイルの便に間に合うかどうか、焦っていたから
呼び戻すわけにはいかない。


仕方なくタクシーを呼んで貰い、小木港に移動して
小木港から直江津港までフェリーで行くことにした。


タクシー料金は4,700円。


この時間からフェリーで直江津港に行っても
その日のうちに寺泊港まで電車では行けないから
直江津でホテルに泊まらなければならない。


あぁ、そんなことなら、無理してでも新潟港に向かっておけばよかったと
後悔するが後の祭り。


自然相手なので仕方がないと徐々に思えるようになり
フェリーでは2時間40分、殆ど爆睡状態だった。



直江津駅前のホテルに泊まり
朝6時台の普通列車に直江津駅で乗り、柏崎駅で乗り換えて
2時間かけて寺泊駅に。そしてバスで寺泊港へ。


高速船なら1時間5分のところ、1日近くかけてようやく愛車と再会。


この日の夜は、別れた友人と直江津で合流して
友人のNPOの理事の方と上越市役所の方と会食することになっていたので
それまでは大分時間がある。


そこで思い出したのは、良寛さま。


良寛さまが生まれ育った出雲崎も
岡山から戻って壮年期から晩年期を過ごされた国上山も
寺泊港から近いことを思い出した。


せっかくだから、良寛さまを感じてみようと思った。


大分体調が回復したとはいえ、旅の前半で付き合いが重なり
食べ過ぎ、飲み過ぎ、睡眠不足、疲れのせいでお腹を壊していた。


こんなことで一緒にされてはたまらないだろうが
良寛さまは晩年、大腸ガンだったようで下痢に悩まされていたから
まあ、下痢つながりで良い機会だと思った。



車でまずは、良寛さまが生まれ育った出雲崎へ。


良寛さまが子ども時代を過ごされた生誕地、良寛堂に行く。
その後、良寛記念館、良寛と夕日の丘公園に行く。



少しずつ、ワサワサしていた心が静かになっていく。


移動する車なかで、良寛記念館で購入したDVDをかけて
良寛さまに関する逸話などを聞いていたら、もっともっと心が静かになった。



寺泊に戻り、国上山に向かう。


ここにある五合庵は、以前から行ってみたい場所だった。


車を駐車場に停めて、山道を歩いていく。


かなり急な山道を歩き、五合庵に辿り着いた。



こんなに山のなかにあったのか、と驚く。


しかも6畳もない板の間で、囲炉裏もなく床の間が少しあるだけ。


昔はもちろんサッシのようなものはなく
板戸があるだけだろうから
雪深い冬は、どうやってしのいだのだろう、と不思議に思う。


これだけ自然に溶け込んでいる庵に長年住まわれた良寛さまには
四季に関する俳句や漢詩が多いのもわかるような気がした。



帰り道、山道を歩いていて不思議な感覚になった。


それは、お寺であるにもかかわらず
神社のような結界を張られた清浄な空間のように感じたから。


戸隠の奥社に行く参道を歩いている時の感じと似ていた。


良寛さまは、これほど自然と近いところにいらしたんだな、と思うと
良寛さまから伝わってくる静けさも分かるような気がした。


国上寺にもご挨拶に伺ってから
越後奥寂庵に戻る。


板の間に横になり、座布団を枕にして少し眠る。



新潟市の方には本当にご迷惑をかけてしまったが
このような形で良寛さまゆかりの地を訪れることができたことは
何か、宇宙から慈悲を受けたように思えた。


一緒に旅を同行していた友人
佐渡市で出会った方々
新潟市でお会いするはずだった方々
上越市でお会いした方々


すべての方に、感謝の気持ちとともに
お礼を申し上げたい。



そして良寛さま


リトリートが始まる前に
人間にとって何が大切かを感じとるよう
導いてくださり、ありがとうございました。


投稿者 haruki : 2011年08月24日 16:05 | トラックバック (0)

リトリートを終えて


越後奥寂庵での初リトリートでは
僕自身が自分の内面のリソースに触れ、ハートが開く体験ができて
満たされた幸せな時間となりました。


参加された皆さんも
それぞれが必要な体験をされたと感じました。


再誕生ワークでは、子宮で心地良く過ごす魂
生命力の強さを伴って外の世界に出ようとした魂
生まれた喜びを感じている魂・・・などなど
それぞれの魂のプロセスは、いろいろな感情と
身体の自然発生的な動きを伴っていました。


一人一人の魂が、それぞれユニークな存在であり
かけがえのない大切な存在だと感じられ
魂が輝く瞬間に一緒にいられて幸せでした。


そのような時はいつも、この仕事を選んで本当によかったと思うのです。


朝のヨガの時間も素敵でした。


アーサナを続けていくことで、身体のすみずみに意識が向き
それぞれの部位と対話をする感じでした。


気づくと雑念がなくなっていて、ただ身体とともに居ました。


自分が、ただその場に存在する感覚。


社会的な成功を成し遂げることで自分の存在を感じる、ということではなく
ただその場に存在するだけで十分という感覚。


身体は息づいて汗を流して痛みを感じているのに、心は静寂に満ちていました。


最後、シャバアーサナの時には自分の呼吸が自然と深く大きくなっていて
有機体としての自分が、呼吸とともに脈動している感覚でした。


また、ヨガは自分自身に意識を向けていくものですが
内側を感じながらも、まわりで一緒に呼吸をして同じ動きをしている人たちと
同調している心地良さがありました。


一緒に旅をしている感覚とでもいいましょうか。


そのように魂たちと出会っていったので
実際一緒に過ごした時間はたった1泊2日なのに
長い間一緒に過ごしたような一体感と親密さがあり
離れがたい気持ちのなか、皆さんと別れました。



今までも越後奥寂庵では
人里離れた聖地で感じられる清浄さとは異なる「土着的な大地の力強さ」と
「包み込まれるような母性的な温かさ」に身も心も圧倒されてきましたが
リトリートを行ってみて感じたのは
グループ全体を母なる大地が受け止めてくれている感覚でした。


インナーサイレンス(内なる静寂)を味わうための理想的な環境を
自分の魂が震えるかどうかを道しるべにして
利便性や経済性は考えずに妥協することなく探し続け
越後の地に辿り着いたことの意味を、今回のリトリートで確信できました。


この地でよかった。


早く次のリトリートをしたくなっています。


今回参加された皆さん、また会いましょう。


越後奥寂庵に来られたことのない方にも
このような感覚を体験して頂きたいので
次回以降のお越しを心からお待ちしています。


投稿者 haruki : 2011年08月24日 13:27 | トラックバック (0)

富山でのクラスを終えて


Smile Room Lovely主宰の塚田由佳さんが企画をして実現した富山でのクラス。


齊藤素子さん、大滝涼子さん、そして僕が
2日間、それぞれのクラスを担当しました。


自分がプログラムを提供するだけではなく
サポートに入ったり、参加者になったりと
楽しい2日間を過ごしてきました。


この2日間で感じたことは、チームで行うことは楽しく豊かであるということと
それぞれの持ち味と魅力が、クラスに自然と表現されることの素晴らしさでした。


涼子さんの子どもに同調する優しさと純粋さ
素子さんの大人の女性としてのカッコよさと凛としたエネルギー&可笑しさ
由佳さんの心憎いほどの控えめな心配りとほがらかさ


6月にはじめて皆さんとお会いした時から良い雰囲気でしたが
実際に皆で力を合わせてみて、あらためて良い仲間に巡り会えたと感じました。


一つ残念なことは、素子さんが担当された呼吸法&ヨガニードラで
深くリラックスしてしまい、眠ってしまったこと。


その前のクラス「リラックスヨガ」で身も心もリラックスしたため
8月上旬の被災地でのボランティアと被災地巡り
その翌週の佐渡と上越での打ち合わせの疲れが出たようで
素子さんのヨガニードラのインストラクションが子守歌のように心地良く聞こえて
始まってすぐに、あっという間に落ちていました。


せっかく素子さんが、ちょっと長目の完全版のインストラクションをしていたのに
起きたと思ったら、またインストラクションが子守歌に聞こえて落ちる・・・
それを繰り返してしまいました。


でも、このクラスが終わった時には、心身共にすっきりとしました。


今度はかならず体調を整えて体験しますね、素子さん。



リズムセラピーのクラスの感想を
参加者の一人がブログにアップしてくださいました。

http://blog.goo.ne.jp/donko0816/e/537ed1a46169f6314abc4eb85846b296


また、素子さん、由佳さんがブログで
画像とともに、富山のクラス、越後奥寂庵リトリートで感じたことを
紹介していますので、よかったらお読みください。


齊藤素子さんのブログ
http://ashtanginisurgeon.blogspot.com/2011/08/in.html


塚田由佳さんのブログ
http://smileroomlovely.hp-ez.com/


投稿者 haruki : 2011年08月24日 10:15 | トラックバック (0)

2011年8月 「越後奥寂庵リトリート」の参考画像


8月に行われる越後奥寂庵リトリートにすでに申込みをされた方
そして参加検討をされている方に、多少でも身近に感じて頂くために
画像をアップします。


上の画像は、奥寂庵から歩いて数分のところにある
自然に湧き出る清水です。


この辺りは、世界有数の豪雪地帯ですから
数メートル積もった雪が春になると解けて地下に浸透します。
その水が土のミネラルをたっぷり含み、清水として湧き出るのです。


とにかく柔らかく、甘い清水です。


リトリート中は、汗をたくさんかくと思いますが
この清水で、水分を補給して身体を浄化しますので
ペットボトルをお持ちください。



上の画像は、同じく奥寂庵から歩いて数分のところにある
田んぼのなかにポツンと置いてある浴槽です。


昨年までは木の看板があったのですが
冬の豪雪で壊れてしまったのかもしれません。


この浴槽にはつねに温泉が注ぎ込まれています。
温泉と言っても冷泉ですが、硫黄の香りがして
腕などにかけるとツルツルになります。


このように越後奥寂庵周辺には、豊かな自然とともに
心身を浄化するためのものが揃っています。


また、現在、越後奥寂庵は補修工事中ですが
1階の床下すべてに、大量の炭を敷いています。


ますます良いエネルギー空間になることでしょう。


楽しみにしていてください。


さて、ここからは宿泊施設「田舎屋」さんの紹介です。



まずは表玄関です。


ここまでは山道を延々登ってきます。
廻りには民家がなく、山の上にポツンと建っています。


元学校をリノベーションしたとのことですが
学校の時は、子ども達は下にある集落から
ここまで歩いて登ってきたのでしょう。


特に冬は、凄まじい雪のなか、どうやって登校したのでしょう。



玄関を内側から観たところです。


これを観ると学校の面影が残っています。


明るく気さく女将さんと看板犬のモコちゃんが出迎えてくれます。


モコちゃんの画像は、一緒に下見をした齊藤素子さんのブログに載っています。
齊藤さんのブログは、こちらから。



玄関を上がると、左手に多目的ホールがあります。


学校の時は、体育や音楽の授業をしたのでしょう。


リトリートでは、夕食後、ここでチャンティングや瞑想を行います。



2階に上る階段です。


踊り場には本棚とソファがあり、本を読むことができます。
床は昔の学校の趣があり、懐かしさがこみ上げてきます。



2階の客室に向かう廊下です。


夕方の温かな日差しが差し込んでいます。



和室です。


天井の高さに驚きます。
さすが、元学校です。



お風呂です。


昼間にたっぷりかいた汗を流して
檜風呂でくつろぎましょう。



2階の窓からの眺めです。


校庭があり、遠くには山々が続きます。


一番高い山は、柏崎市にある米山です。
米山山頂には、日本三大薬師のひとつ
米山薬師が祀られています。


夜は、照明のない山の中なので暗闇を体験できます。


校庭に出て暗闇を体験することをお勧めしますが
日が沈むと蚊とブヨが出てきますので
虫除けスプレーをご持参ください。


このような山のなかで静かな夜を過ごしましょう。


投稿者 haruki : 2011年07月25日 09:55 | トラックバック (0)

2011年8月 「富山での活動」のお知らせ


今回、越後奥寂庵リトリートを行うスタッフは
リトリートの前に、富山でクラスを持ちます。


今回のスタッフは、いろいろなご縁が重なり出会い
それぞれの情熱によって結ばれ、富山のクラスとリトリートは実現しました。


富山のクラスは、Smile Room Lovelyの塚田さんが中心となって運営されています。
塚田さんは元保育士ということもあり、優しくほがらかな方で
かつ好奇心と行動力のある方です。


良いチームですから、居心地の良い空間になりますので
富山近郊のお住まいの方は、ぜひご参加ください。
また、リトリートに申し込まれた方で、時間に余裕のある方は
富山からご一緒しませんか?


*  *  *  *  *  *  *  *  *  *  *


子どものためのヨガセラピー in ぼらハート
 〜ヨガの特性を活かした心理療法アプローチ〜

 

 日 時:8月18日(木)13:45~14:45(60分)
 会 場:ぼらーハートのいえ(重度心身障害施設)
 内 容:発達がゆるやかなお子さんのためのヨガ療法アプローチ
 見 学:1,000円
 講 師:大滝涼子


リズムセラピー in 富山
 〜太鼓の特性を活かした心理療法アプローチ〜


 日 時:8月18日(木)17:00〜18:30
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:パーカッションを用いて自己と他者との対話をします。
 参加費:3,500円(太鼓レンタル料を含む)
 講 師:贄川治樹


アシュタンガヨガ早朝自主練習クラス


 日 時:8月19日(金)6:00〜8:00
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:アシュタンガヨガの集団力学を体感してみませんか?
 参加費:1,000円
 講 師:齊藤素子


子どものためのヨガセラピー
 〜ヨガの特性を活かした心理療法アプローチ〜


 日 時:8月19日(金)全3回
      9:00〜10:00
     10:15〜11:15
     11:30〜12:30
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:発達がゆるやかなお子さんのためのヨガ療法アプローチ
 参加費:2,000円
 講 師:大滝涼子


ランチョンセミナー


 日 時:13:00〜13:45
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:ランチを食べながら、気軽に話を聴きます。
 テーマ:人と出会うこと 〜共鳴と干渉パターン〜
 参加費:1,000円(お弁当代込みの参加費2,000円)
 講 師:贄川治樹


マタニティー&リラックスヨガ(女性限定)


 日 時:8月19日(金)14:00〜15:15
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:呼吸法から始め、シェアリング(自己紹介など)の後
     ゆったりとしたポーズの練習で体をほぐします。
     最後はビジュアライゼーション(イメージトレーニング)で
     出産に向けての心と体の準備を行います。
     妊婦さん以外でも女性であれば、ヨガの経験の有無に関わらず
     どなたでもご参加いただけます。
    (予約時に、妊娠週数を必ずお知らせください。)
 参加費:2,000円
 定 員:妊婦さん5名+一般女性7名
     ご希望の男性の方は、見学のみ可能
 講 師:齊藤素子


呼吸法&ヨガニードラ


 日 時:8月19日(金)15:30〜16:30
 会 場:センティア・インドア・テニススクール WEST
     ヨガスタジオ
 内 容:まず簡単な呼吸法を練習し、自律神経系を整えます。
     後半は、ガイド下瞑想(ヨガニードラ)で
     心と体の深いリラクゼーションを体験していただきます。
 参加費:1,000円
 定 員:16名
 講 師:齊藤素子


問い合せ先Smile Room Lovely(塚田由佳)
     件名に「○○参加希望、または○○問合せ」と記入し
     本文に「お名前、お子さまの名前、学校名、年齢、性別」を明記して
     下記までメールをお送りください。


     yyy_yuka@yahoo.co.jp


     また、講師に質問がある場合もお書きください。


    ★アシュタンガヨガ早朝自主練習クラス、マタニティー&リラックスヨガ
     呼吸法+ヨガニードラについてのお問い合わせ、お申込みは
     こちらにお願いします。


投稿者 haruki : 2011年07月18日 08:44 | トラックバック (0)

2011年7月 「越後奥寂庵リトリート」のお知らせ


3月11日の東日本大震災以降
今の日本のために「自分にできることは何か」と
自分に問いかけてきました。


4月には「被災者へのケアに関する覚え書き」を書きましたが
やはり「自分の持っているものを伝えていきたい」という気持ちを
行動に移すしかない、と思うようになりました。


そのような思いにシンクロしたのか
あるご縁で素晴らしい仲間に出会いました。


その仲間の後押しで、リトリートを実現することができました。


詳しいお知らせは、こちらをご覧ください。


また、リトリートの前には、富山でリズムセラピーを行います。


その詳細は、近日中にアップします。


投稿者 haruki : 2011年07月13日 19:38 | トラックバック (0)

長野県北部地震の影響


東北大震災のときは東京にいて
地震のニュースを観たり
甲州街道で、家路に歩いて帰ろうと黙々と歩くたくさんの人達の姿を観て
とんでもないことが起きた、という感覚を持った。


その後のニュースで津波の映像などを観てさらにショックを受け
亡くなられた方のご冥福を祈り
辛い状況にいる方が少しでも楽になるよう
祈っていた。



東北大震災の翌日
長野県の栄村を震源とする震度6強の地震があった。


ただ、東北大震災の衝撃があまりにも大きかったために
長野県北部地震のことは気にはなりつつも
行動には移さなかった。


2004年の中越地震、2007年の中越沖地震のときも
越後奥寂庵にはほとんど影響がなかったので
安心していたこともある。



一週間経ってから、地元の方に電話を入れてみたら
思いのほか、被害が大きかったことに驚いた。


こう言われて、ハッとした。


「山向こうはすぐに栄村だからな
 松之山町と大島区は被害が大きかった。


 中越地震、中越沖地震よりはるかに凄い揺れだったぞ。
 最初に激しい縦揺れで、その後に横揺れが来た。
 その揺れで、家が倒壊したところも何件もあるし
 20名ほど避難したからな。


 おたくさんも、早く来て確認した方がいいぞ。」


電話を切ってネットで調べてみると
栄村の町役場から越後奥寂庵まで
直線距離で13キロしかなかった。


市のサイトで確認したところ、大島区は震度5強で
家の一部損壊件数は、80軒もあった。



昨日、心配で訪れる。


まだ雪が2メートル以上積もっているらしく
地元の建設業者に除雪をお願いしておいた。


この冬3回目の除雪のお願いだ。


雪は1月に訪れた時に比べると
大分減っていたので、助かったが
家のなかに入って唖然とした。



壁が剥がれ落ちている箇所が数十箇所もあり、襖が倒れ
3箇所にあるトイレのタンクの上蓋が、3つとも床に飛んでいて
食器棚から食器が落ちて、床に破片が散らばっていた。


薪ストーブや冷蔵庫も動いてしまい
修理が必要だろう。


玄関では、コンクリートにもヒビが入り
立て付けにも歪みが出ているので
基礎にも、影響が出ているかもしれない。


もちろん、水道とガスは止まっていた。



そして何よりもショックだったのが
1階の風呂場の床が5センチほど沈んでいて
亀裂が大きく入っていたこと。


雪が溶けないと、全体の被害状況はわからないが
地震保険で保険金が支払われても
それだけでは到底修復は無理だろう。



東北で被災された方々に比べれば
このくらいなら、御の字だ。


一時は落ち込んだけれど
今の状況で自分に何ができるだろうかと
あらためて問い直した。



投稿者 haruki : 2011年03月29日 11:51 | トラックバック (0)

ドキュメンタリー映画「小屋丸 冬と春」


フランスの現代美術家、ジャン=ミッシェル・アルベローラ氏が
初監督を務めた映画「小屋丸 冬と春」があると知り
ぜひとも観たいと思っている。


この映画は、越後奥寂庵から車で45分ほどのところにある
十日町市小屋丸集落が舞台。


小屋丸集落は、わずか4世帯13人が暮らす限界集落であり
厳しくも美しい自然が残る場所らしい。


小屋丸集落の写真を観たり、状況を知れば知るほど
越後奥寂庵がある集落と重なるところが多い。


アルベローラ監督は、小屋丸に理想の共同体(ユートピア)を見て
映画を撮ろうと決意したそうだ。



以下に監督の言葉を引用するが
まさに、私が越後に惹かれた理由と合致する。


「小屋丸は一つの例になると思ったのです。
 小屋丸の住民らの声はすなわち、大地の声ではないか、と」


「都市から疎外された生活、過酷な冬に抗する生のあり方
 最低限必要な物質による暮らし・・・。
 小屋丸の住民らは、より精神的なものに近い人々なのではないかと感じた」


「撮影には光は不可欠だし、都会では光のない状態はあり得ない。
 しかし田舎に行くと、人々は闇を恐れない。
 その感覚が逆に新鮮だ」



もしかしたら、親鸞上人と良寛さまも、この越後の地で
監督や私が感じる感覚と、同じ感覚を感じていたかもしれないと思うと
時代を超えて過去の偉人たちと出会えるようで、魂が沸き立つ。


近代化された日本においても
いまだ日本的霊性が現存していることを、あらためて感じることができて
日本人としての自分を深めていける、という希望を感じた。


映画「小屋丸 冬と春」予告編
http://www.youtube.com/watch?v=dCiwBoq0jzY


ほかに、越後を舞台にした映画に「ふみ子の海」がある。
この映画も以前から観てみたいと思っているが、なかなか機会がない。
http://fumikonoumi.com/


画像は、2010年1月の越後奥寂庵。


この冬は、どこまで雪が積もることだろう。


投稿者 haruki : 2010年12月29日 12:51 | トラックバック (0)

2010年10月 「講演会」のお知らせ


5月に「全国引きこもりKHJ親の会 にいがた秋桜の会」主催のフォーラムで
講演させて頂いたご縁で、その後も何度か「秋桜の会」上越地区の月例会に
参加させて頂きました。


今までは、その場で感じたことをその都度、話をさせて頂きましたが
今後は、前もって演題を決めて話をさせて頂きます。


上越市、新潟市で、引きこもりのお子さんを持つご家族の方で
ご興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にお問い合わせください。


講演は1時間30分ほどで、その後は質疑応答とサークル会となります。


上越地区「月例会


 日 時:10月24日(日)13時〜16時30分
 演 題:心理学に学ぶ『ひきこもりの絆づくりのヒント』
 講 師:贄川治樹
 会 費:一般1000円・会員500円
 会 場:上越市市民プラザ


新潟地区「月例会


 日 時:11月28日(日)13時〜16時30分
 演 題:ひきこもりと心と体のリズム
 講 師:贄川治樹
 会 費:一般1000円・会員500円
 会 場:新潟市総合福祉会館
 懇親会:18時より懇親会(会費4000円)を行います。
     懇親会に参加ご希望の方は、前もってご連絡ください。


◎NPO法人 KHJにいがた「秋桜の会」とは・・・


 引きこもりの子どもを持つ親・家族の悩みや苦しみを解決するため
 ひきこもり問題に対する社会の理解、行政の支援、親同士の連携、
 子どもの自立などに関する事業を行い、社会全体の福祉の増進に
 寄与することを目的としている特定非営利活動法人です。


投稿者 haruki : 2010年10月11日 12:47 | トラックバック (0)

母性ということ


一昨日、東京から越後奥寂庵には夜に戻ったので分からなかったが
昨日の朝、外に出て驚いた。


5月中旬で、初夏のような陽気にもかかわらず
なんと、まだ雪が残っているではないか。


さすが豪雪地帯。


午前中に、タラの芽と山ウドを採って出かける準備をする。


今回戻ったのは、「全国引きこもりKHJ親の会 にいがた秋桜の会」主催
上越地区「引きこもりと家族のためのフォーラム」で
講演をさせて頂くことになったから。


講演後、主催側と懇談会でいろいろとお話をさせて頂いた。


お酒を飲みながら、主催者の方が言われた言葉が印象的だった。


「上越にも引きこもりは多くいると思いますよ。
 なぜなら、農村地域でしょ。
 皆、抱え込んでいるんだと思いますから。」



日本は母性社会であるが、この越後の地には特に
ユングが述べたグレート・マザーの力がかなり働いている印象を受けた。


なぜならこの地は、雪解け水によってもたらされる豊饒の大地であり
そこに暮らす方々には、温かさ、懐の深さ、優しさという人の良さがある。


それは、グレート・マザーのプラス面を現している。


その反面、母親が子どもを愛情の名のもとに飲み込むマイナス面も
起きているのかもしれない、と主催者の話を聴いて思った。


投稿者 haruki : 2010年05月17日 23:00 | トラックバック (0)

ゴールデンウィークの撮影

少し前になりますが、ゴールデンウィークに戻ったときに
撮影した写真をお届けします。







投稿者 haruki : 2010年05月17日 22:00 | トラックバック (0)

摩訶不思議な土地


先週末、越後奥寂庵に戻った。


まだまだ雪が残っていたけれど
先月よりも更に減っている。


この日の前日、東京オフィスでのセッションをしてから
関越自動車道で六日町まで運転。


六日町インターの脇にあるジャスコで買い物をして
県道を通り、越後奥寂庵には夜に到着した。


ホッと一息ついて、掘りごたつで
買ってきた惣菜を食べる。


1階は、まだ半分以上雪に埋まっていることもあり
静けさに囲まれていて、外は真っ暗闇。


家のなかも、掘りごたつの上の電球と
囲炉裏の周りにある電球を少しつけているだけだから薄暗い。


薄暗く、しーんと静まりかえったなかで食べていると
どうも感覚が追いついてこない。


なぜなら、先ほどまでいた東京とは全く異なるリアリティだから。


しかも東京では、桜が散りかけているのに
奥寂庵では、まだ雪景色なのだから。


タイムマシーンで、過去に戻ったみたいだ。


就寝時、電気をすべて消すと
目を開けているのに、真っ暗闇。


これがまた嬉しい。



翌朝、早く目が覚めたので、掃除機をかける。
家の広さが200畳近くあるから、掃除機をかけるだけで、良い運動になる。


今回は1日弱の滞在。
越後奥寂庵での初セッションという記念すべき日となった。


掘りごたつでお茶を飲みながら始めるという
東京オフィスとは全く違うスタートである。


この地のエネルギーに包まれながらのセッションは、至福の時間だった。


このような機会を与えてくれたクライアントに感謝。



今回は、セッション中の訪問を含め
地元の4人の方とお会いできた。


お一人は、前もって約束をさせて頂いた方であり
もう一人は、たぶん僕がいることを知って訪ねてきてくださった方。


そしてあと2人は、たまたま門まで出た時に、お会いした。


ここは、困っていたり、疑問に思うことがあると
絶妙のタイミングで地元の方が現れて教えてくれるという
摩訶不思議な土地。


それだけ集合無意識で繋がっているからなのだろうか。


「村中の人間は、実は何かが化けている」という昔話を思い出して微笑む。


本当、この地は「日本昔話」の世界だな。


投稿者 haruki : 2010年04月13日 01:02 | トラックバック (0)

地元の方々との交流


まだ雪深い3月下旬
雪掻きをしなくても屋内に入れたし
久しぶりに泊まることもできた。


翌朝早く、屋外に出る。
受信メールを受け取るために
携帯の電波を捕まえていると、声がかかる。


犬の散歩をしていた地元の方だった。


挨拶をして、こんなに雪が残っているとは思いませんでした、と伝える。


「今年は、雪の量は通年通りだけど
 一晩に降る量としては、凄かった。
 まだ、2メートルは残っているからな
 これが溶けるのは1ヶ月後だろうな。

 でも、それからはいいぞ。
 山菜はたくさん採れるし、あそこの山の斜面にはカタクリが一面咲くし
 ハナショウブも綺麗だしな」


また、家から1本の電線が外されていたので
その理由を訊くと、光ファイバーが整備されたことから
要らなくなった配線を切断したとのこと。


雪の重みで切れてしまったのかと、不安だったが
これで安心。


光ファイバーのことは昨年から話は聴いていた。


私は、数年前からテレビを見なくなっているので
地上デジタル放送が受信できるメリットはない。
ただし、将来、ここで何かをする時のために
ネット環境と光電話が必要だから、協同組合には入っていた。


こんな中山間地域で、光ファイバーが整備されることに驚いたが
この地域は「地上デジタル放送難視聴地域」だから
地域情報通信が整備されたらしい。


雪で閉じ込められた場合、通信情報は死活問題になるのだろう。
不便だからこそ、情報が得られるように整備されたと思うと納得。


それだけ不便な土地だということを、あらためて痛感した。



午後、山梨に戻る支度をしていると
今度は、違う人から声がかかる。


「道路から玄関まで、雪を掘ってやろうか」


見ると大きなユンボが家の前に停まっている。


慌てて外に出て、ユンボを操縦している人に挨拶をして、こう伝える。


「これからここを出ますし、今度戻るのは1ヶ月後になりますから
 雪はこのままでも大丈夫です。
 でも、声をかけてくださり、ありがとうございます」


その後、来冬の雪の心配もあったので
いくらくらいで除雪作業をしてくれるかを尋ねる。
思っていたよりも安くやってくれることが分かり、嬉しかった。
その他、地元のことをいろいろと聴き、挨拶をして屋内に戻る。


少しして外を見て驚いた。


大きなユンボが玄関まで雪を掘って、あっという間にバックして道路に出て行った。
お礼を言おうと思って外に出たら、もう大分先に行って
お隣りさんの車庫の上の雪を掻いていた。


遠くからお辞儀をする。


今度戻るときは、お酒を持って挨拶に行こう。



帰り際、せっかくだから村役場に寄って
光ファイバーの手続きについて尋ねる。


受付で問い合わせの内容を話すと、奥から大柄な男性が近寄ってきた。


「僕は、あまり詳しくないけれど」と言いながら
木製の大きな机のある場所に案内される。


結果的には、プロバイダーとNTTに問い合わせて欲しいということだったが
そのことを15分くらいかけて説明してくださった。


本当に、この地には丁寧な人が多い。


昨年、庄屋の家に行った時も驚いたが
今回の村役場でも、同じ言葉が返ってきて驚いたことがある。


それはちょっと家の話をしただけで、こう言われるのだ。


「あぁ、以前○○さんが住んでいた家? お隣が○○さんだよね」


住所を細かく伝えた訳でもないのに、分かってしまう。
それがまた、不気味と感じるのではなく、何だか嬉しく感じられることが嬉しい。


ユンボを操縦していた人の言葉を思い出す。


「こんな辺鄙で雪深い場所に好き好んで来る人には
 親切にしたくなるもんだ」


何度も書いてしまうが、地域に迎え入れて貰っている感覚を
行くたびに感じられるのは、幸せなことだ。



越後奥寂庵の下にある、小川に架かる木橋の脇に
少しだけ土が見える。


そこに、フキノトウが見えた。


今度戻るときは楽しみだぞ。


投稿者 haruki : 2010年03月30日 19:14 | トラックバック (0)

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