夕暮れどき
夜になると、窓から冷たい外気が流れ込んでくる。
それは、確実に暑い夏が去り
秋であることを感じさせてくれる。
ひとつの季節が終わるとともに
暑い夏に起きた出来事も、ようやく一段落し
エッセイを書くゆとりが出てきた。
今年の夏は、本当に暑かった。
その暑さとともに、様々なことが立て続けに起き
その時々で対処しながらも、いろんな気持ちを感じてきた。
それでもまだ、自分のなかではすべてが動き続けている。
消化して自分の身となるには、もう少し時間がかかるだろう。
身近に病いがあり、老いがあり、最期の別れがあった。
それにともなって、いろんな人間模様があった。
そこで感じた気持ちは、未だ言葉にならない。
このような魂が震えるような体験は
言葉で理解しようとするより
心に響く音楽を、身体、感情、心、魂に染み込ませることで
自分自身に馴染んでいく感じがあった。
心に響く音楽は、古今東西関係なく
宗教性、精神性に深く根づいたものだった。
また、そのような気持ちを、言葉で表現するのではなく
心に響く音楽を流しながら、気持ちのままにドラムを叩いた。
徐々に思考が静まるとともに、意識が深まっていく。
深みには、静寂のなかに音になる気配があった。
その気配を感じてドラムを叩く。
ドラムの余韻が徐々に消えていき、静寂が訪れるとまた気配を感じる。
その気配から、また叩く。
そのようなことを続けていると
内面にある気持ちが微妙に変容していく。
神の恩寵が訪れる瞬間だった。
音楽とドラムが身近にあったおかげで
その後の日常では、深みを感じながらも
生きる喜びがあり、感謝があり、魂からの表現があり、分かち合いがあった。
やはり、魂、神に近づける音楽は、素晴らしい。
静寂からの音が、天国に届きますように。
投稿者 haruki : 2007年09月13日 00:37
